志摩市英虞湾養殖場より「色々な貝の声を聞いて工程を決定します。 さぁ、どうしましょ!!」

DATE: 11/21/2017

おはようございます!

三重県志摩市英虞湾で、
アコヤ真珠の養殖をしている、
坂口るり子です。

冬の足音が近づいている英虞湾。
少しずつ冬支度が始まりました。

11月の夜明け、朝日が昇るのを待ちわびたトラックが、
英虞湾の港に到着しています。

このトラックの中には、
愛媛県の母貝養殖業者さんが、
大切に育てた、アコヤ貝が満載されています。

英虞湾では、
アコヤ貝を小さな赤ちゃんから、
自分達で育て上げて使用するスタイルと、
アコヤ貝を専門に育てている業者さんから仕入れるスタイルとが混在しており、
各養殖業者はみな、自分の工場に合った養殖スタイルで仕事をしています。

前日の夕方、愛媛県を出したアコヤ貝たちは、
途中、空気の入れ替えなど、
ベテランの輸送ドライバーさんの仕事にも支えられ、
はるばる三重県までやってきます。

こんな時は、
お互いの受け取りを、仲間達で助け合い、
多くの手で、いち早く到着したアコヤ貝たちを
海に吊るしてあげます。

このアコヤ貝たちは、
この後、様々な作業工程を経て、
来年の春の核入れ作業に使用されるのですが、
その工程が、これからの養殖屋の腕の見せ所!

核入れまでの期間、
どんな作業でどんな状態に貝を仕立てていくか、
あらゆる養殖屋が毎年試行錯誤しています。

到着して、しばらく養生させていたアコヤ貝たち。
いくつかの貝に犠牲になってもらって、
貝の状態を確認します。

卵の有る無し、
グリコーゲンの持ち方、
外套膜のハリ、
桿状体の太さ…、

色々な貝の声を聞いて、
これからの工程を決定します。
さぁ、どうしましょ!!
志摩市英虞湾より 坂口るり子

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