志摩市英虞湾より 養殖屋なら一度は言ったことがあるはず

DATE: 10/20/2016

一般社団法人日本真珠振興会→HP
真珠検定→HP

おはようございます!

三重県志摩市英虞湾で、
アコヤ真珠の養殖をしている
坂口るり子です。
今朝の英虞湾は、雨上がりの秋晴れ^ ^
北西風が強く、麦わら帽子が飛ばされてガッカリです(>_<)

 

でも、一段と秋が深まった感じ‥

麦わら帽子もそろそろ終わりかなぁ。

暑さの落ち着いたこの時期、
養殖屋は見えない敵と戦っています。
一見すると汚れの少ないアコヤ貝ですが、
この貝殻を穿孔して浸入し、
ダメージを与える寄生虫がいるのです!

貝の体力が落ちたり、
海の状態が悪い時などは、
この寄生虫に苦戦します。
一年に何度も孵化の時期があり、
タイミング良くこの寄生虫の駆除作業を行う必要があります。
海から揚げたアコヤ貝達を水槽に入れ、
真水を流し入れ、
貝をビックリさせて貝殻をギュっと閉じさせます。

その後、小さな水槽に用意した飽和食塩水の中に、
ネットを一枚ずつ漬け込みます。

すぐに食塩水から上げ、しばらく置いた後、
海へと戻します。

不思議な作業でしょう?
これで寄生虫の駆除が出来るんです。
先人の知恵というか研究の成果というか、
貝の管理には無くてはならない作業になっています。
でも、真水につけたり飽和食塩水につけたりと、
アコヤ貝達もかなりビックリしているはず(笑)

アコヤ貝達にも体力のいる作業です。
寄生虫が死んでも、
アコヤ貝にダメージがあっては意味がありません。
元気かなぁ?
大丈夫かなぁ?と、
経験から判断して行いますが、
今だに毎年試行錯誤。
アコヤ貝、喋ってくれないかなぁ(笑)
と、養殖屋なら一度は言ったことがあるはず。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です