真珠のお手入れ方法

真珠はいわば生きている宝石。いつも優しい心づかいで、丁寧に扱ってあげてください。
真珠はあなたに守られて、初めてその輝きを保つことが出来るのです。

真珠のお手入れ方法

デリケートな真珠 取り扱いは丁寧に!

真珠は数ある宝石の中でも、生物が作り上げる数少ない宝石で、有機物で出来ています。

真珠はとても柔らかい宝石です。

ぶつけたり、こすれたりすると傷がついてしまいますので、真珠をはずしてから家事や力仕事をすることをお勧めします。

あらゆる日常の中に、真珠の大敵がひそんでいます。

香水・整髪料・石鹸・洗剤・醤油・アルコール・レモン汁・硫黄・防虫剤・消毒液などが、真珠に直接付かないように気をつけましょう。

【着用時の注意事項】

  • 真珠を身に着けるのは、お化粧・ヘアケア、 全て終わった最後にしましょう。
  • 手を洗う時は、真珠の指輪は外してから洗いましょう。
  • 温泉に入る時は、真珠のジュエリーは外して入りましょう。
  • お食事の時は、お料理や調味料が真珠に付かないように気を付けましょう。

【着用後のお手入れ方法】

  • 真珠は皮脂に弱いので、着用後は柔らかい布で包み込むように、優しく丁寧に拭いてから保管しましょう。

真珠のお手入れ方法

真珠のお手入れ方法

※ お手入れ専用の布を使用することをおすすめします。

【保管時の注意事項】

  • 防虫剤や除湿剤、乾燥材などは、真珠の変色・劣化の原因になりますので、一緒にしないようにしましょう。
  • 通気性の良い、温度や湿度の変化が少ない場所で保管しましょう。
  • 真珠は柔らかい宝石です。真珠が傷つかないよう、ダイヤやルビーなど他のジュエリーとは分けて保管しましょう。
  • ネックレスケースのフックに真珠を掛けたまま保管すると、糸に荷重がかかり弛みを誘発します。平らに置いて保管しましょう。

【定期的なメンテナンス】

  • 真珠と真珠の間から糸が見え始めたら、 そろそろ糸替えの時期です。お出かけ先で切れてしまわないよう、早めに糸替えをしましょう。

【緊急時のメンテナンス】

  • 緊急事態が発生した場合(※真珠の大敵:香水・整髪料・石鹸・洗剤・醤油・アルコール・レモン汁・硫黄・防虫剤・消毒液などが、ついてしまった時)は、応急処置として水洗いをし、柔らかい布でしっかりと水分をふき取り、すぐに糸替えに出しましょう。
    糸替えをしないと、糸や穴口に残った水滴が経年変化を誘発します。

※ 通常は水洗いは厳禁です!