真珠はわかりにくい、とよく言われます。
しかし、それは言い換えると「奥が深い」ということ。
真珠はひとと貝と自然の共同作業によって偶然に生み出される宝石であり、ひとつとして同じ真珠は存在しません。
それぞれに個性があり、その美しさを画一的に語ることはできません。
真珠のプロとして大切なのは、まずは正しい知識を身につけること。 そして、テリ、マキ、色、形、キズ、サイズ、連相といった美しさの要素を理解し、真珠を見極める選択眼を身につけ、真珠の魅力を的確に説明できるようになることです。
(一社)日本真珠振興会は、曖昧だった真珠にまつわる諸説や価値基準を整理し、真珠関係者に向けて教育と資格認定を行う「真珠検定」を2014年よりスタートしました。 一般消費者の方に、真珠の美しさや魅力、価値について正しく語ることの出来る 「真珠の専門家・アドバイザー」の育成に力を入れています。