知ってほしいこと

真珠の美しさについて

真珠の美しさについて

真珠の美しさは、6つの要素が複雑に絡みあって生まれます。

6つのうち、機械で計測し数値化できるものもありますが、結果がそのまま真珠の美しさに結び付くわけではありません。
真珠の美しさそのものと言える「テリ」ひとつ見ても
真珠層の結晶の重なりが
 規則正しく…
 きめ細やかで…
 均一に…
 不純物もなく…
これらを人の目で評価して、初めて価値が生まれます。

その複雑さを正しく理解し、あなたの価値観や好み、目的にあわせて最適なジュエリーの提案ができる存在が「真珠のプロ」なのです。


花珠(はなだま)について

花珠(はなだま)について

【花珠とは】
もともと花珠とは、浜揚げ直後に集荷された大量の未加工、未処理の状態の真珠の中でとりわけ目立つ美しいほんの数粒の真珠を呼んだ昔ながらの養殖職人たちの言葉でした。
加工処理後の真珠や出来上がったネックレスなどの製品に対して使う言葉ではありませんし、真珠の品質やグレードを示す言葉でもありません。
真珠ジュエリーの品質や美しさは、見比べると分かります。
ぜひたくさんのジュエリーを並べて見比べて、好みに合うもの・心がときめくものと出会ってください。


鑑別書・鑑定書について

「宝石鑑別書」は、その宝石の比重や屈折率などを検査した科学的データを元に、天然か合成かの区別や、人工的な処理がなされたかどうか、などが記載されるものです。 品質評価や価格、産地などは記載されません。

「宝石鑑定書」は、グレーディングレポートと呼ばれ、その石の品質評価が記載されるもので、ダイヤモンドに対してのみ発行されるものです。 世界的に統一された基準でグレーディングがなされ、鑑定書の発行が認められているのは、多くの種類の宝石の中でダイヤモンドだけです。

真珠を購入したときに鑑定書が付いていたという経験をされた方は、各民間機関や企業が、独自の基準で発行しているものです。 一説では、日本国内だけで、真珠に関する鑑定書を発行している民間機関は、500社以上ともいわれています。

各民間機関がそれぞれの基準で発行しているため、その評価は一律ではないことが多いと思っておきましょう。