DATE: 11/14/2016
皆さま、こんにちは。
先日11月2日に東京でSA検定講座を実施しました。
実習の様子を一つずつ紹介しております。
今回は「真珠のマキ・形」の実習です。
担当講師
成川 三朗 (株式会社 ケー・ジェー・エム 代表取締役)
三原 健 (株式会社 三原真珠)
まずは形の実習から。
南洋真珠を使用して、ラウンド、セミラウンド、オーバル、
ティアドロップ、ボタン、サークル、バロックにわけていきます。
アコヤ真珠の形はラウンド、セミラウンド、セミバロックを連で確認した後、バラ珠をご自身で分けて頂きます。
市場では真円に近いものが評価は高いとされますが、
好みによってバロックを選ばれる方も増えているようです。
次はマキの実習です。
講師曰く、「マキを見極めるのが一番難しい」そうです。
真珠を割ったもの、最高級にマキの良い連、薄いマキの連のサンプルを手に取って、
「マキ」とはどういうものかを学びます。
必ずしもマキが厚いからテリが良いとは限りません。
本当によい真珠を見分けることの難しさを改めて理解します。
マキについても、バラ珠を厚マキ、中マキ、薄マキの三つに分けてみます。
ほとんどの方は苦戦されていましたが、中にはすぐにきちんと分けられる方がいらっしゃり、講師も驚いていました。
次回は「真珠のテリ」について紹介致します。