DATE:03/29/2018
おはようございます!
三重県志摩市英虞湾で、アコヤ真珠の養殖をしている、坂口るり子です。
英虞湾に春の訪れを告げる船のエンジン音が聞こえはじめました。
私の工場でも、水温や気温を気にしながら、アコヤ貝達を、英虞湾へ迎える準備をしています。
冬の間、養殖屋はシーズンオフだと思われがちですが、春を待ちながら色々な作業をしています。
荒波や風雨に晒されて痛んだ筏は、定期的に修理や交換が必要です。
我が家でも、痛みの酷い筏の錨を上げて処分し、新しく組み直して入れ替えました。
アコヤ貝達が吊るされていない冬場にしか出来ない作業です。
また、アコヤ貝達を並べて育てていた、大量の資材ネットも、冬の間に全て修繕します。
近年、牡蠣やフジツボなどの付着物が増えていて、アコヤ貝を取り出した後のネットは、破れも多く、牡蠣殻を取り去るだけでも気の遠くなる作業(笑)
貝の輸送に備えて、船底を掃除してメンテナンスも怠らず、海上安全祈願のご祈祷も^ ^
新学期の準備は進んでいます!もう間もなく!