おはようございます!三重県志摩市英虞湾で、アコヤ真珠の養殖をしている坂口るり子です。
満開の桜を横目に、英虞湾にはいつものように、アコヤ貝達が避寒先から戻る船のエンジン音が響きはじめました。
これからはじまる作業にむけて、養殖筏の修繕も終わり、アコヤ貝達の様子にもより一層気を配ります。
ひとつだけ、いつもと違うのは、、、昨シーズン頑張ってくれた真珠達がまだ私の手元にいるということです。
新型コロナウイルス感染拡大防止等の影響で延期を余儀なくされた真珠の入札会は、まだ始まったばかり。
厳しい海況やへい死を乗り越えて輝きを放つ真珠達は、今やっと、私の元を離れて行こうとしています。
日本中、世界中で色んなことが今までと違ってきているなか、養殖の現場もいつもと違うスタート。いつも以上に緊張感を持ったシーズンインです。
旅立っていく真珠達のこの煌めきに負けない、新たなシーズンの始まりを皆さんに宣言したいと思います!