おはようございます!
三重県志摩市英虞湾で、アコヤ真珠の養殖をしている坂口るり子です。
いよいよ核入れ作業が始まります。春の訪れとともに戻ってきたアコヤ貝達の手入れがすすみました。
昨年一昨年のへい死を乗り越え生きてくれた大切な貝を、いつも以上に注意深く見守っています。
手入れをしようと、稚貝の入ったカゴを開いてみると、!!ウニに食い荒らされてるカゴが、、ギャー!大切な貝が。ウニの育ちの良いこと、、
こういう事態を避けるためにも、養殖資材の工夫は欠かさないのですが、どうやら対策が足りなかったようで、貝に本当に申し訳ないです。
貝入れ作業が近づく貝達も、養殖カゴや貝殻に、冬の間たくさんの付着物がついています。貝の状態を確認しながら、仕立て具合を調整していきます。
これから核入れをする貝の手入れしていると、なかに、とても大きく育ったものを見つけました。重さを計ってみると、通常の2倍近い重量がありました。
悲しくもへい死してしまった貝、影響をうけてコンディションの良くない貝、そして元気にすくすく育った貝。私達はまだこのことの訳を解明出来ていません。
それでも、今年もまた、すでに賽は投げられています。さぁ、粛々と核入れ作業のはじまりはじまりです。